経営者に欠かせない資質とは?

経営者といえば、カリスマ性が何より必要と思われがちですが、その他の経営者に欠かせない資質を備えていれば、会社経営で成功することができます。
カリスマ性だけで、他の資質がなければ、経営判断を誤り、経営は立ちゆかなくなります。


たとえ経営者でなくても、経営者の視点で考えることができるのは大きな武器となります。
ここでは、経営者にとって欠かせないと言われている資質をご紹介していきます。

1.論理的思考ができる

経営者にとって、論理的思考ができるということは、かなり重要なことになります。
論理的思考については、たくさんのビジネス書も出版されています。
では、論理的思考というのは、どういったものでしょうか。


論理的思考とは、ものごとの関係性を正しく認識する能力のことです。
経営者自身が関係性を正しく認識できていなければ、効果的な経営戦略を立てることもできませんし、例えば社員が正しい提案をしても関係性を認識できず受け入れることができないかもしれません。


そういうことが繰り返されていくと、ビジネスチャンスを逃してしまいますし、大事な局面で判断を誤ります。
経営戦略を考える際には欠かせない能力で、会社の持つ価値を生かし、最大限の結果を得るために論理的に考えます。


思いつきでは戦略が行き詰まりがちになりますし、将来を見越して優先すべきことを見極める正しい判断をすることが論理的思考ができなければ難しいです。

経営者が論理的思考を身につけていたら、多くの人に理解しやすく筋道たてて説明をすることができます。


経営者は誰かに対して自らの考えを正しく伝える場面は多いです。
例えば、社員に対しては、全員がベクトルを合わせて正しく行動できるよう、理解しやすく説明できることは欠かせません。


また、初めて会う相手に対しても、伝え対内容を分かりやすく説明することができますから、プラス評価を得ることができるというメリットもあります。
プレゼンや商談、会話だけでなく、書類でも相手が納得しやすくなります。

2.戦略的思考ができる

経営をしていく上では、必ず他社との競争が発生します。
それはどの業種でも同じで、規模の大小も関係ありません。
同じ業種の中での競争もあれば、異業種との顧客の奪い合いもあります。


例えば、書籍の購入金額が減ってしまったのは、携帯電話の通信料を支払うために自由に使えるお金が減ったからとも言われています。


こういった競争の中では、戦略的思考をし、自らの位置づけを探ったり、新たな施策を立案していく必要があります。
経営者はそういった行動を導き出していくことをしなくてはならないため、戦略的思考ができることが欠かせないのです。

3.需要をつくりだせる

経営者は、需要、つまりニーズをつくりだせるということが欠かせません。
かつてのモノがない時代は、モノをつくり、サービスをすればそれでうまくいっていました。
見えているニーズに合わせていれば良かったのです。

令和になった今はどうでしょう。
見えているニーズではなく潜在的にあるニーズを見えるようにし、形にして提供していく、つまり仕事をつくっていかなくてはならない時代になっています。
スタートアップと呼ばれる起業家は、新しいことをつくるチャレンジをしています。


日々進歩する新しい技術を使って全く新しい商品やサービスをつくるということは、なかなか個人では難しいかもしれません。
それでも、優れたビジネスのアイデアは、良い人材も集まり、資金も集まります。


ニーズはあらゆるところにありますから、いち早くそれに気づき、そのニーズを満たすことができる仕事をつくることができることが欠かせません。

4.経営者の立ち位置を理解できる

経営者の役割とは、どういったものでしょう。
経営者は経営のプロフェッショナルです。
経営者がすべきことを理解し、ふさわしい行動をします。

したいこと、すきなことばかりしているのではいけないということです。
ヒト・モノ・カネ・情報といった経営に欠かせないリソースを用意し、配分します。
事業計画をたて、実行し、必要なら軌道修正もします。

もちろん、会社の規模によってもその立ち位置とは違ってきます。
小規模であれば、経営者も自らプレイヤーとして動きます。

大規模になるほど、事業の中身にはノータッチでオーナーという立ち位置になり、より投資家的な立ち位置になっていきます。
それぞれの組織にふさわしい立ち位置を理解してふるまうことが欠かせません。

5.俯瞰できる能力と先見性

経営者は全体を俯瞰できること、そして先を見通せることが欠かせません。
俯瞰できる立場にいるのは、経営者だけです。


経営者は、自社内を俯瞰的に見渡し、業界を俯瞰し、時代を俯瞰しといった具合に視野を広げていきます。


それは常にアンテナを張り巡らし、市場の動向やトレンドを捉え、情報や知識を得ていくことで身につけることができます。
見通しがよくなければ、正しい方向に舵をきることができません。

6.高い共感力とコミュニケーション能力

経営者はたとえ正しい戦略をたてたとしても、一方的に指示するだけでは従業員はついてきません。
従業員やお客様、取引先といった周囲の反応をみながら、全体を把握して、効果的に相手に伝えます。


その際に重要になるのが共感力とコミュニケーション能力です。
相手に、そして、その状況にあわせてコミュニケーションの仕方も工夫をします。
態度も厳格であったり、親しみやすさがあったり、場面にふさわしく使い分けます。


経営者自ら、共感する姿勢を示さなければ、コミュニケーションは成立しません。
経営者という立場があるゆえ、相手は一応聞いている姿勢を示しても、心の底から聴こうとしていないということはないでしょうか。
共感力がない経営者はコミュニケーションも一方通行になってしまいがちです。


一方通行ではコミュニケーションは成立していませんから、相手が意図した方向に動いてくれることはありません。
会社の舵取りには、この共感力とコミュニケーション能力が欠かせません。

7.財務や会計の知識

経営には常にお金に関する事柄があります。
経理担当者、財務担当者に任せきりでは、ただしい経営判断ができません。
財務や会計の最低限の知識は必要です。


損益計算諸、貸借対照表、キャッシュフローに関わる知識に加えて、金融経済や企業会計の知識も養う必要があります。
経営者は、自ら専門書や、セミナーを活用して、知識をアップデートしていきます。


また、税制も頻繁に変更されますし、公的機関の支援策も次々と新しい情報が出てきますから、最新の情報を入手し、時代の流れについていくことが欠かせません。

8.資金調達力

会社が存続していくためには資金が続くことが欠かせません。
計画的に資金を好条件で調達していくことができる能力が経営者には必要です。


企業の10年継続率は10%にも満たないと言われています。
会社を存続、そして成長さえていくために、資金調達を上手に行うことが必須です。

まとめ

経営者に必要な資質をみてきました。
経営者は経営者にしかできない、経営者がしなければならない役割があり、そのためにはこういった能力が欠かせません。


会社が成長していくにつれ、経営者に求められる資質も変化していきます。
経営者自ら成長し続けていかなくては会社の舵取りに行き詰まってしまいます。


資質といっても生まれ持った資質というよりも、努力して身につけていくことができるものです。
せっかくですから自らの会社も、自分自身も成長していけるよう、こういった経営者に求められることを多く備えていけるようにしていきましょう。

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