信用情報機関(CIC)の信用情報開示報告書の見方をマスターしよう

起業や事業活動にともなって、融資を申し込む場合には、申込者の信用情報をきれいにしておくことが、とても重要になります。


提出する事業計画がどんなに優れていても、信用情報に問題があると融資が断られる可能性が非常に高くなります。


信用情報機関(CIC)が管理している信用情報は金融機関だけが確認するものではなく、本人もその情報を取り寄せることができます。
ここでは、その信用情報開示報告書の見方をご説明します。

1.入金情報の確認

信用情報機関(CIC)はクレジットやローンの情報をまとめて管理しています。
開示請求できる信用情報開示報告書には、クレジット会社等ごとに1枚にまとめて取引状況が記載されます。


このなかで、最も重要な情報が「入金情報」の欄になります。
報告書の一番下に横長に年月と記号が記載されています。
ここは、クレジット会社等への入金情報を記号で示したものです。
左から右へ、過去24カ月分が表示されます。
記号の意味はこのようになっています。

また、次のような状況に該当し、登録があった、場合には、最終行にコメントが表示されます。
信用情報開示報告書のこの欄を見て、$、-(ハイフン)、もしくは空欄だけであれば信用情報については問題ないことが分かります。

Pについては、リボ払いですからこちらについても、特に問題はありません。
しかし、ずっとPばかりだと印象が悪くなる可能性もあります。


支払が可能であれば、融資を受ける前に返済してしまいましょう。
というのも、リボ払いやローンが多いと、融資をその返済に充てるかもしれないと、マイナス評価につながるおそれがあるからです。

もし、この入金情報の欄にAがあると、約束の日に入金をされていないということですから、融資を受けることができない可能性が高くなります。


特にこのAが連続して2つ以上ある場合は、ブラック扱いとなりますので、さらに融資を受けることは難しくなるでしょう。
その他の記号については、見かけることが少ないです。

契約した覚えのない会社の情報がある場合があるかもしれませんが、それは、直接契約した金融機関と別の会社との保証契約がある場合があるからです。


また、携帯電話を分割払いで購入することもクレジット契約になりますので、毎月の支払状況が信用情報に登録されています。
契約書は整理して保管しておき、どの契約に該当するか一度整理するとよいでしょう。

2.融資不可との判別は?

この信用情報において、どのようになると融資不可と判別されるのでしょうか。

(1)返済の遅延

まずは、返済予定日より2カ月以上の遅延があります。
毎月決まった返済日がありますが、最初の返済日に払えず、翌月の返済日にも払えないと、もともとの返済日より61日以上延滞するとCICではいわゆるブラック扱いとします


このことを「異動」といいます。そして、「お支払の状況」欄の「26 返済状況」に「異動」と明記されます。
ここに「異動」とあるということは、ブラック扱いであるということです。


「異動」の記載は延滞などが解消した後も、その情報の保有期間がくるまで残り続けますから、そういったことのないようにしておくことが重要です。

信用情報には実はもう1種類あり、消費者金融系の信用情報機関でJICCというものがあります。


JICCの場合はこれが3カ月以上の遅延でブラック扱いになります。
ですので、自分の借入が消費者金融系の場合であれば、Aが2つまではまだブラックではないという判断もできます。

(2)債務整理

過去に債務整理している場合、CICやJICCなどの全ての信用情報機関で共有される情報システムのCRINで債務整理をしていることが情報共有されます。
債務整理をしたら一生、その情報がつきまとうのかというと、そうではありません。
債務整理から2~3年以内の融資の場合、融資不可と判別される可能性が高くなります。

(3)電話確認が可能

ここまで信用情報開示報告書の入金情報についてみてきました。
実際には、クリーンな信用情報出ない方も融資に通る場合があり、本当にケースバイケースで難しいところです。


自分の信用情報を取り寄せてみたら、Aマークがついていたりして、融資を受けることができるか不安になる方もいると思います。


実際に融資が可能であるかどうかは、信用情報に加えて、事業計画、それに現在の貯金額で総合的に判断されます。

ということは、明らかにブラック扱いになるA、P、Rが3つ以上ついているのでなければ、まずは、融資担当者に相談してみましょう。
電話で簡単な質問に答えることで、融資を受けることができるかどうか教えてくれます。

3.信用情報の保管期間は最長5年間

現在の入金情報であっても融資が通らないことがあります。
それは、信用情報機関が信用情報開示情報を完済後5年間保管しているからです。


そのため、融資を受けようとする前はできる限り信用情報をクリーンにします。 延滞や強制解約といったことは避けるようにします。

4.信用情報をクリーンにする方法

注意が必要なのは、延滞履歴がついたローンやクレジットカードの信用情報は、完済後5年間ではなく、解約後5年間と、扱いが異なります。


そのため、自分で延滞した覚えがあるカードやローンの契約については、完済後、すぐに解約をすると、少しでもクリーンにできます。
またお金を借りるかもと、使わないカードを持ったままにしていると、同じように延滞する可能性もあります。


本当に必要なカードだけ保持するようにしておくようにすると、信用情報をクリーンにしていきやすくなります。

まとめ

融資を受けたいけれども、信用情報が気になるという方は多いです。
過去5年より前の延滞であればそこまで影響ありません。
少額を1回から2回程度、1カ月遅れてしまったことがある場合は、融資担当者に電話デ確認しておくとよいでしょう。

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