日本政策金融公庫の教育ローンは繰り上げ返済できる?

ライフスタイルは時代と共に変化しています。
両親の世代がそうだったからといって、現在の私たちが同じライフプランを描くというわけにもいきません。


晩婚化が進んでいますから、家を買う時期、子育ての時期も後ろへとずれています。
そうすると、住宅ローンが残っているうちに、子どもの大学進学で教育ローンもあり、そこに老後資金の準備も、親の介護もと、想定される課題はたくさんあります。


国の金融機関である日本政策金融公庫はそんな私たちの味方で、教育ローンは固定金利1.71%であり、返済期間も15年以内で自由に設定できるため人気があります。


また、奨学金と組み合わせて利用することも可能ですから、上手に組み合わせるケースも増えています。


それでは、この教育ローンが、繰り上げ返済できるのかを見ていきたいと思います。

1.繰り上げ返済は可能

お金を借りた以上、返済をきちんとしていくことが重要になります。
国が運営しているという安心感から、日本政策金融公庫の教育ローンも定番化してきています。


何といっても他の金融機関より低金利ですし、自由度が高いため、人気があります。


そんな日本政策金融公庫の教育ローンは、一部であっても、一括であっても、途中で返済が可能です。


嬉しいことに、繰り上げ返済の手数料が不要です。
繰り上げ返済をすることで、総金額で繰り上げた金利分、支払が減額されるメリットがあります。

2.繰り上げ返済の節約効果

それでは、教育ローンを繰り上げ返済した場合に、どのぐらい節約の効果があるのかを見てみましょう。

日本政策金融公庫の教育ローンは、固定金利で年利1.71%(令和元年9月時点)です。


実はこの金利は年に2回、5月と11月に見直されていて、2019年5月に1.76%から1.71%と、さらに低金利になりました。


大学の教育費として、300万円の融資を受けて、返済期間10年にしていたとします。
日本政策金融公庫の教育ローン用返済シミュレーションで計算してみましょう。

例えば50万円の繰り上げ返済を1年後にしたらどうなるでしょうか。
元利均等返済の場合は、月々の返済額が一定です。


そのため、残高が多い返済当初に繰り上げ返済を行うと、利息の減額効果が大きくなります。
9年目以降は、毎月5,000円程度、月々の返済額が減ります。

繰り上げ返済の他にも、ボーナス月に増額するという返済プランに最初からしておくと、繰り上げ返済と同等の効果を得ることができます。

3.繰り上げ返済の手続き方法

繰り上げ返済をしたい場合は、教育ローンを申し込んだのと同じ、日本政策金融公庫の支店に電話をします。


全国に152もの支店がありますから、間違えないようにしましょう。
連絡したタイミング次第ですが、当月か翌月に繰り上げ返済できます。


担当者の指示に従って指定された口座に振込をします。
振込手数料を負担するだけで、繰り上げ返済の手数料はかかりません。

4.日本政策金融公庫の教育ローンにある保証料とは?

上で返済額を計算した際に、一番下に「保証料総額」とありました。
この保証料というのは、お金を借りる際に必要な連帯保証人の代わりに必要となる手数料のことです。


保証人が用意できれば、この保証料を支払う必要はありません。
このシミュレーションでも139,239 円と、結構大きな額なので、ここが節約できるということは、かなり大きな差になります。


連帯保証人となれるのは、「進学者・在学者の4親等以内の親族(進学者・在学者の配偶者を除く)」と定められています。


4親等ということは、かなり広く、親戚にお願いして連帯保証人になってくれる人がいたら、その分、保証料を節約することができます。
親等の数え方ですが、親子関係を経るごとに1親等を加えていきます。


父母と子は1親等です。
2親等になるのは、祖父母、孫、兄弟姉妹です。
3親等ともなると、曾祖父母、曾孫(ひまご)、伯叔父母(伯父(親の兄)、叔父(親の弟)、伯母(親の姉)、叔母(親の妹))、甥・姪です。
4親等にあたるのは、いとこです。親の親の子の子だからです。


ということで、かなり幅広く該当することがわかります。
しかも、これが両親それぞれに存在します。
両親いずれかが死別していても、姻族関係終了届を役所に提出していなければ、死別前と同じです。

まとめ

日本政策金融公庫の教育ローンの繰り上げ返済はいつでも可能ですし、手数料も無料です。
簡単にできるので、借入をしてからできるだけ早い時期にしておくと利子分を圧縮できる効果を得られます。


子どもが複数人いる場合、さらにマネープランは複雑になります。
それぞれの子どもに教育ローンを利用する場合もあるでしょう。


家計全体を長期的にみて、教育ローン、住宅ローンといった大きなローンを中心に、総合的にバランスをみて、繰り上げ返済を利用しましょう。

株式会社アンチテーゼ

日本政策金融公庫でのサポート実績多数
他社の対応と比べてみてください

  • 無料相談
  • 成功報酬型
  • 年間実績1000件以上
  • 事業計画書、収支計画書作成サポート

今すぐ無料で相談してみる