コーチングの資格を取るためには、どうする?どれぐらいかかる?

経営に関連する情報に接していると「コーチング」という言葉に接することも多いのではないでしょうか。


コーチングという手法は、相手の目標達成のために対話を重ねていき、必要な気づきを促して、自発的な行動を支援するものです。


ほしい結果をより速く、より確実に、より効果的に実現することができるような手法です。


スポーツで取り入れられていることも多いのですが、会社の中でも役に立つ場面が多く、コーチングの資格を取得する人も結構います。
代表的なコーチング資格と、その取得費用についてみていきましょう。

1.コーチング資格が求められている

コーチングでは、相手の目標達成に必要な気づきを促すために、対話を重ねていきます。
その結果、その人の自発的な行動を支援します。


コーチングをする人(コーチ)が必要だと気づかせる内容は、視点、考え方、スキル、知識といったものの不足だったりします。


コーチングという手法が注目されているのは、人材育成に有効だからです。
自ら考え、取り組んでいくことができる人材を育成するために、このコーチングという手法が適しているからです。


ビジネスというのは、多くの人の関わりで成立しています。


縁あって一緒に働くことになった人たちが、その力を発揮していってくれるように人材を育てていくことができるかどうか、そして人間関係を向上させていくことが、会社の成長にも大きく左右します。


コーチングというのは、他人だけでなく、自分自身に対して行う「セルフコーチング」という方法もありますから、問題解決につなげる活用ができるため、ビジネスマンに欠かせないスキルの一つと捉えられています。

(1)コーチング資格とは?

コーチングは、国家資格があるわけではありませんから、学べば実践することはできます。


実際に、コーチングについての書籍やセミナーもありますから、そこで学んだことを生かしていることも多いです。


それに、人材を募集する際にコーチング資格を必須とすることもないのではないでしょうか。


実態はそうなのですが、民間団体でコーチングの資格を認定しています。
その理由としては、それだけコーチングが人に与える影響が大きいからでしょう。

コーチを志す人が、コーチングについてきちんと学びたいと思うのは、自然な流れです。


そこで、コーチングの手法を習得できる民間団体ができて、民間資格が誕生しました。


人に影響を与えるという性質があり、また専門性が高いことから、その流れは拡大し、複数の民間団体で、複数のコーチング資格が誕生しています。

2.代表的なコーチング資格

それでは、コーチング資格のうち、代表的なものを3つご紹介します。
ビジネスパーソンがキャリアアップのため、コーチング資格を取得しようとする場合は、有資格者の多い資格を選択することをおすすめします。


また、こうした民間資格の場合、多くの場合、資格を取得したら終わりではなく、登録料や、更新費用がその先必要となることが多いです。


資格取得まで、それからその後の維持費も事前に検討しておきます。


コーチングについて学びたいだけであれば、ここに紹介するものに関わらず、ご自身の目的や予算にあうものを選びましょう。


業界によって、それから会社によって、推奨されるコーチング資格がある場合があります。


どの団体のどのコーチング資格を取得しておくことが、これから先のキャリアになるかというのも、選択肢の一つとなります。

(1)国際コーチ連盟(ICF)認定

国際コーチ連盟から認定を受けている、国際的なコーチング資格です。
国内では、一般社団法人国際コーチ連盟日本支部(別名:ICFジャパン)が運営しています。
取得できる資格は、コーチング経験やトレーニング時間に応じて短い順に3種類あります。

 ・アソシエート認定コーチ(ACC)
 ・プロフェッショナル認定コーチ(PCC)
 ・マスター認定コーチ(MCC)

国際コーチ連盟自体は、コーチングのプログラムを提供しているというわけではありません。


コーチングを学ぶのに適したプログラムの基準を満たした外部団体・組織によるトレーニングを認定しているという形になります。


それらの団体や組織のトレーニングプログラムを受けさせて、条件を満たした受講者を有資格者として認定しています。


また、認定したプログラム以外でも、それと同等と認められるコーチング実績やスキルがあることを証明(ポートフォリオパス)できれば、有資格者として認定されます。
というわけで、この資格の取得費用というのは、さまざまです。

国際コーチ連盟により認定を受けた包括的なコーチ・トレーニング・プログラムは「ACTP」と呼ばれます。


受講が終了すれば、アソシエート認定コーチ(ACC)の申請が可能になります。


その後にWEBテストのコーチ・ナレッジ・アセスメント(CKA)を受験し、一定の条件を満たすとプロフェッショナル認定コーチ(PCC)の申請が可能になります。


さらにコーチ経験を積むといった条件を満たすとマスター認定コーチ(MCC)の申請が可能になるという流れになっています。

(2)一般財団法人生涯学習開発財団の認定

一般財団法人生涯学習開発財団(文部科学省の外郭団体)の応援や援助を受けて、1998年に日本で初めて始まったコーチ認定制度です。
これまで延べ7000人以上が資格を取得しています。


日本で最も多く取得されているコーチング資格と言われており、日本におけるコーチングのスタンダードな資格です。


取得できる資格は、トレーニング時間やコーチング経験の短い順に次の2種類があります。


・生涯学習開発財団認定コーチ
・生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ


株式会社コーチ・エィ (COACH A Co. Ltd.)が提供しているコーチング・プログラム「coachAcademie(コーチ・エィ アカデミア)」を履修し、コーチング実践経験を積むなどの条件を満たすことで取得できます。


ビジネスリーダーがコーチングの理論、スキル、実践方法を身につけるという方法論に特徴があるプログラムになっています。


講座内容はリーダー向けコースと、プレミアムコースがあります。
このプレミアムコースを履修して一定の条件を満たすと上に紹介した国際資格の国際コーチ連盟認定コーチ資格を取得することができるようになっています。


ゆくゆくはこの国際資格を目指すのであればプレミアムコースを選ぶと良いのですが、リーダー向けのコースでも資格取得には十分です。


そうはいっても、このリーダーコースは受講期間12カ月で、受講料100万円(税抜)です。
プレミアムコースともなると、受講期間は18カ月で、受講料は150万円(税抜)です。

(3)一般社団法人日本コーチ連盟(JCF)認定

一般社団法人日本コーチ連盟が認定している資格は、コーチング技能の実用的な水準を満たしていることを明らかにするものです。


日本コーチ連盟は、名前は似ていますが、国際コーチ連盟とは、組織上の関連はありません。


もともとコーチングの研究・発展が目的の団体で、独立した専門の機関として非営利型のコーチ養成機関の「コーチアカデミー」を設立しています。


そして、大学公開講座を開講したり、検定試験を行ったりしています。
取得できる資格は、トレーニング時間やコーチング経験の短い順に次の3つがあります。

 ・一般社団法人日本コーチ連盟認定コーチング・ファシリテータ
 ・一般社団法人日本コーチ連盟認定コーチ
 ・一般社団法人日本コーチ連盟認定プロフェッショナル・コーチ

さらにキャリアを積むことでコーチングについて教授できる「一般社団法人日本コーチ連盟公認マスターコーチ」、「一般社団法人日本コーチ連盟公認アカデミーコーチ」というインストラクターの資格を得ることもできます。


日本コーチ連盟の資格を取得するには、まず、一般社団法人日本コーチ連盟認定コーチング・ファシリテータの資格を取得します。
コーチ養成プログラムを受講し、検定試験を受けることが一般的になっています。


それ以上の資格は、この資格を取得していることが条件になっていて、さらに特定のコースを終了する、あるいは一定の条件を満たすことで取得できるようになっています。

コーチ養成プログラムの基礎コースは受講期間が約3カ月、集合型の7.5時間のトレーニングを6回受けるもので、受講料は11万3000円(税込)です。


その後、3カ月間で12万3000円(税込)の応用コースを受けることで、日本コーチ連盟コーチング・ファシリテータの受験資格を得ることができます。
その上に専門コース、専科必修プログラムの初球コースと中級コースもあります。

まとめ

コーチングというスキルは、どのような業界や業種であっても、キャリアアップにつながる資格です。


その重要性や影響の大きさが広く認知されているからこそ、スキルの習得方法やその手段、その結果得られる資格も多種多様です。


そのためにかかる時間や費用、習得する目的のバランスをみながら、検討してみてください。


いきなり資格を取得するのは、やはりハードルも高いですから、まずは、短期間のセミナーを受講されるのもおすすめです。


ビジネスだけでなく、ご自身の成長や身近な人との関わりの中で生かせるスキルになることでしょう。

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