日本政策金融公庫の返済期間は創業時なら5年以上?

日本政策金融公庫で事業融資を受けるとしたら、返済期間は何年だろうかと当然ながら気になります。
ここでは、日本政策金融公庫で融資を受けた場合の返済期間について見ていきます。

1.返済期間は5年以上から?

創業時に、日本政策金融公庫で融資を受ける場合の返済期間は5年以上となります。 というのも、創業時に使える融資制度にはこのように返済期間が定められています。
 運転資金:5年~7年
 設備資金:5年~10年
ということは、基本的には、申込時にこの範囲内で返済期間を決めることになります。


返済期間は、融資の申込みをする際に、借入申込書を提出するのですが、そこに自分で返済期間を決めて記載するようになっています。


日本政策金融公庫では、一時的にお金を借りて、すぐに返済するということもできなくはないようですが、日本政策記入公庫でそういった借入をするケースは多くありません。

2.返済期間は選べるのか?

日本政策金融公庫で融資を受ける場合は、返済期間を選ぶことができます。
先ほど見ていただいたとおり、運転資金と設備資金で返済期間が異なります。
運転資金は、5年以上7年以下、設備資金は5年以上10年以下です。

3.運転資金と設備資金の定義は?

どういったものにかかる費用が、それぞれ運転資金と設備資金にあたるのかを美容室を例に見てみましょう。

(1)運転資金に該当するものは?

運転資金に該当するのは、主に繰り返し発生するようなものです。
具体的には、次のようなものが挙げられます。
・商品の仕入れ
・人材採用にかかる費用、人件費
・広告宣伝費
・地代家賃
・火災保険など保険料 など
創業資金として必要となる運転資金は、月の売上予定の3カ月分程度が理想だと言われています。

(2)設備資金に該当するものは?

設備資金は、基本的には会計上、資産計上するものとなります。
いちど購入したら数年間保有し続けるようなもので、具体的には、次のようなものがあります。
・店舗内装費用
・店舗外装費用
・椅子(髪をセットするためのものと、待合スペース用のもの)
・シャンプー台
・備品(美容に関する種々のもの)
・保証金(不動産物件を借りる際に貸主が借主から預かるお金)
・車 など
お店のコンセプトにこだわりがあればあるほど、どこまでも金額は膨らんでいくところです。


予算をオーバーするようであれば、優先順位をつけて見直しをしたり、中古を上手に利用するなどして費用はできるだけ抑えるようにします。


融資を受けるから何とかなると思いがちですが、開業資金が大きくなるほど、自己資金も融資額も大きくなりますから、当然負担が大きくなります。
無理のない範囲で計画していきましょう。

運転資金、設備資金のいずれも融資を申し込む際には、事業計画書で金額を明らかにします。


業者から見積もりをもらうなどして具体的に把握します。
自己資金はいくら準備できるか、運転資金と設備資金をはっきりさせてから、日本政策金融公庫に必要な金額の融資を申し込みます。

4.毎月の返済金額を少なくするには?

返済期間は運転資金が最長7年、設備資金が最長10年ですから、金額を振り分けることができるのであれば、設備資金の方を上限の範囲で多く振り分けて、上限の10年返済にすることで、各月の返済金額を低く設定することができます。


確かに、限界まで長く設定しておくと、月々の負担は低くなりますが、長ければ長いほど良いというものでもないということも知っておいてください。
毎月の売上とかかる費用をシミュレーションし、手元に残るお金から返済をしていくわけですから、無理なく返済できる金額をそこから判断します。


手元に残ったお金の全てが返済に使えるというわけではなく、経営者の方の生活費もここからやりくりすることを忘れないようにしましょう
返済期間が長くなるとそれだけ支払利息の負担が増えることになりますから、トータルで判断します。

5.最も低い金利で融資を受ける努力をする

日本政策金融公庫では、創業から7年以内の方であれば、中小企業経営力強化資金という制度を利用することができます。
この制度を利用することで、金利が優遇されるケースがあります。


その上、無担保・無保証で融資をうけることが可能ですから、融資を考えているなら検討されることをおすすめします。
制度を上手に活用することで、金利を低くすることができれば、月々の負担の軽減できますし、返済総額も抑えることができます。


もともと日本政策金融公庫は、他の金融機関よりも圧倒的な低金利ですが、その中でも少しでも金利を安くできるのであれば、利用すべきです。

中小企業経営力強化資金制度を利用するためには、認定支援機関を経由して日本政策金融公庫に融資を申し込む必要があります。


先に日本政策金融公庫に融資を申し込んだ後で、この制度を知ったとしても、後からは利用できませんので注意が必要です。
認定支援機関は、国が融資の専門家として認定しており、中小企業庁のWebサイトで確認することができますから、相談してみましょう。

まとめ

日本政策金融公庫は長期の融資に強く、低金利で長期間であることにより、月々の返済の右端を軽くすることができます。
融資要件を見ていただくと、基本的に返済期間は5年以上となっております。
そのことを覚えておき、上手に利用していきましょう。

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