シニアで起業を成功させるポイントは?

平均寿命も年々長くなり、定年を迎える60歳から65歳の人は、まだまだ元気ですし、退職語の人生も20年以上あります。


人生100年時代とも言われますから、シニア層で何かチャレンジしようと起業を試みる方も増えています。
ここでは、そのようなシニア起業のポイントを見ていきたいと思います。

1.シニア起業を成功させるポイントは?

(1)業界選び
シニアで起業する場合、若い方にはない最大の強みは、経験と人脈ではないでしょうか。
現在シニアの方は、終身雇用で同じ企業で約40年、働かれています。
それだけの年数の経験の豊富さですから、生かした起業をすることをおすすめします。


また、仕事での経験ではなく、趣味を長く続けられている場合でも、その趣味を生かした起業ということも成功の鍵となります。
せっかくのお仕事の経験もあるわけですから、元々の本業を組み合わせてビジネスモデルを作成します。


本業で飲食業界でお仕事をされていて、趣味でプラモデルの場合、プラモデルができる工房とカフェの複合施設のようなお店を起業します。
経験も趣味も生かせますから、他にない魅力的なお店を持つことができるでしょう。

(2)融資対策
シニアの起業は若い方や子育て世代の方とは異なる特徴があります。
特に、シニアの方は生活資金がマイナスの状態で起業しない方が望ましいです。


経験や人脈が豊富にありますが、どうしても身体的には衰えてきてしまいます。
これまで健康面や体力に自信があるとしても、そうはいかなくなってきます。
これまでほとんど病院にお世話になることがなかった方でも、どうしても医療費が増えていってしまいます。


そのため、シニア世代の方が融資を受けようとすると、返済可能な範囲がどうしても限定的となってしまいます。
家族の協力、たとえば配偶者やお子さんの通帳を見せることができるといったことが無い場合は、かなりの貯蓄がないと融資の審査は厳しくなります。

(3)年金を計算に入れる
年金の需給は65歳以上でできます。
制度上は、60歳に早めることも70歳からに遅くすることもできます。
65歳以上のシニア世代で起業する場合、事業用資金の融資を受ける際には、融資の担当者から年金について確認されることがあります。
そのため、年金について確認した上で事業計画を立てることも考えておく必要があります。
例えば、このような点となります。
・年金の受給開始時期
・自分と配偶者の年金額
・日々の生活費と年金額の差額

(4)シニア起業のタイプ
シニア起業の事例は、インターネット上で多数確認することができます。
また、自治体やその他の公的機関がシニア起業のガイドブックを公開していますから、ダウンロートして閲覧することもできるようになっています。


代表的な事例としては次の様なパターンがあります。
・地域貢献のための起業
自分が育った地域、住んでいる地域、その他のゆかりある地域に恩返しの気持ちがあるので成功する。
・夢を叶えるための起業
これまでずっとやりたかったけど、できなかったことで起業すると、知識があり綿密な計画を立てることができるため、成功する。
・周囲から頼まれての起業
周囲から経験や人脈を見込んで頼まれて起業すると協力があるので成功する。

これまでのシニア起業家の成功事例を参考にしつつ、経歴が似ていたり、興味がある事例があれば積極的に取り入れるようにしましょう。

(5)シニア向け助成金補助金の活用
国の政策を見ても、これからの少子高齢化の時代を見据えて、元気なシニア世代には現役で輝き続けてほしいと、支援制度を整えています。
例えば、日本政策金融公庫にはシニア向けの融資制度があります。
また、厚生労働省は生涯現役起業支援助成金を実施しています。
この厚生労働省の助成金は40歳以上が対象となっていますから、このような制度があるということを知って活用することをおすすめします。

(6)後継者を作る
シニア世代の方が日本政策金融公庫で融資を受ける場合、初めての融資であれば新創業融資制度という制度を使うことになります。
この制度は、年齢制限がありませんから、何歳であっても返済期間7年の融資に通る可能性があるのです。
通常の借入であれば、高齢であれば、それだけリスクが高くなりますからこのような7年もの借入は難しいです。
日本政策金融公庫では、年齢の上限なく融資を受けることができるのですが、本人の経歴が良く、後継者がいる場合は、融資に通る可能性もあります。

2.シニア起業の失敗パターンとは?

60歳以上のシニア起業家は、なんと年間3万人以上もいるようです。
しかも、その半数は赤字に陥っているということですから、準備不足で起業すると若い方に比べて挽回も厳しくなりますから、失敗パターンを知ってそれを避けるようにしたいものです。

(1)融資の準備不足
事業をする上では、資金調達は非常に重要です。
融資に成功すれば、仕入れや雇用をすることもできますから、事業をすることができます。


ただ、初めて融資を受ける場合、融資の申込みに当たって、非常に多くの書類や資料を準備しなければならないことに驚かれると思います。
そのことを知った時点で心が折れてしまう方もいらっしゃいますが、できないことではありません。
ポイントを押さえて一つずつ揃えればできないことはありません。

(2)起業準備の不足
これまで経験してこられたお仕事では、それなりに経験を積んできておられます。
ただ、起業についての経験がないのであれば、これぐらいで大丈夫だろうと甘く見がちになります。 自ら起業するとなると、これまでの職歴とは全く異なる知識や手続きが必要になるものです。


起業するとなると、そこに関わる法律や税金についての最低限の知識も必要です。 これまでお勤めであれば、それぞれの担当者が対応していて知らないこともあります。


また、これまでできなかったことで起業するとなると、その分野の法律など全く知らないということもあるのではないでしょうか。
専門家に任せればいいというのではなく、最低限は知っておくようにしましょう。

(3)経験不足
日本政策金融公庫のシニア起業家の実態調査によると、未経験職種での起業が22%以上あったとのことです。
起業を成功させるには、経験豊富な業界で起業できることを考えるようにすることが無難です。

まとめ

シニア世代の方が起業を成功させるには、培った経験を生かす方向でビジネスモデルを作って行くことが重要です。
また自らの置かれた状況を把握し、年金や助成金などの公的な制度のことを調べて理解しておき、生活資金の目処をつけて対策をしておくことも欠かせません。


業務において経験が長いことと、起業で成功することは全く別のことです。
起業に必要な法律、会計などの知識を自分で最低限は勉強しておき、専門家に藻相談しながら経験や人脈を生かした起業で、人生100年時代、充実した現役を続けてみてはいかがでしょうか。

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