飲食店を成功させる事業計画書とは?

飲食店の開業を夢見る方は、結構いらっしゃいます。
開店できたとしても、激しい競争の中、繁盛させるのはなかなか厳しいでしょう。
そこで、そのお店の経営がうまくいくかどうか、そこの鍵となるのが事業計画書です。
ここでは、事業計画書の重要性について見ていきたいと思います。

1.閉店させないための改善策

お店を成功させるためには、残念ながらお店を閉店させなくてはならなくなった人は何が原因となったのかを知ることも欠かせません。
どういった場合に閉店せざるを得ない状況になったのかを知ることでそこを避けることができます。


閉店せざるを得なくなった理由として挙げられるのは、店長の健康上の理由、お店が入っているビルの事情といったものもあります。
ただ、最も多い理由としては、経営・経済的に厳しくなったということです。


つまり、お客さんが来ず繁盛しなかったり、売れなかったりという理由です。
実際、外食にお金をかけるひとも減り、外食をする機会が減っている人も多いです。
またフランチャイズ店のマーケティング力や営業力に勝ろうと思うと、それは大変です。

それでは、閉店しないためには、どうしたらいいのでしょうか。
それは、売れる理由を作ることが最も重要なこととなります。
売れる理由があれば、経営を続けていくことができます。


そして、売れる理由は1つではなく、複数の理由を持つことや、強い効果を持つ理由ことで、閉店しない店を作ることができます。

2.売れる理由とは?

売れる理由と言われても、どのようなものがあるのか、例を挙げていきたいと思います。

(1)ターゲットとコンセプトを決める
お店にきてもらいたいお客様を明確にしておき、そのお客様がお店に行きたいと思うようなコンセプトを決めることが欠かせません。
なんとなく、いい感じと中途半端なお店を作ったのでは、売りのポイントがなくなってしまいます。


来てもらいたいお客さんによって、お店の内装や設備も変わってきます。
例えば、カップルに来てもらいたい場合と、子連れのファミリー層に来てもらいたい場合では全く異なるのがイメージできると思います。
テーブルと椅子も、どういったものが必要かが違います。
また、お子様が来店されるなら、それ用の椅子、食器、トイレの設備が必要となります。


ファミリー層に来てもらいたいと思っているのに、そうした子連れであれば必要となるものが揃ってなかったら1度目は来てくれたとしても、繰り返し来てもらうということは期待できなくなります。
お店の方向性は明確になっている方が、お客様も入りやすくなります。


ゆっくりリラックスしてもらいたいのか、手早くランチを済ませたいのか、どのような方にどのように過ごしていただきたいか伝わるようにします。

また、近隣の飲食店もリサーチしておき、独自のポイントをアピールすることも重要です。
お店の場所選びから重要になってきます。


自分が来てもらいたいお客様がたくさんいるエリアや通りかかるエリアを選ぶためにも、ターゲットやコンセプトまず最初に明確にしておくことが重要です。

(2)利益が確保できる計画とする
お店を継続していくためには、きちんと必要な利益を確保します。
とにかく安くお腹いっぱいになってもらいたいからと大盤振る舞いをしていたらどうなるでしょうか。
かかる経費よりもお客様から受け取る売上の方が多くないと、続けていけません。


確実に利益を上げることができるように、どうすればいいかを考えていきます。
お店での営業だけではなく、テイクアウトやデリバリーをやったり、お店の貸し切り、出張など、利益を獲得できるように計画します。
飲食店もお店の特徴を出すために食材にこだわったりすることも大切ですが、原価がかかるのなら、それなりに客単価を高くする必要があります。


1品あたりの利益が少なくても数多く販売することで利益を獲得する方法もありますし、逆に1日のお客様を限定してお客様の単価を上げるという方法もあります。 コンセプトを明確にして戦略を考えていきましょう。

(3)メニュー開発
お店を代表するようなメニューがあると、他のお店と差別化をすることができ、強い武器となります。
例えば、次のような条件をいくつか満たしていることになります。
・メニュー名、キャチフレーズなど強く印象に残る
・味や食感が欲しい・買いたいと思わせる
・注文後素早く提供できる
・利益が出る可能性がある
・安定して材料を仕入れることができる
・SNSに投稿したくなるような写真映えする
・新しい食べ方の提案ができる

このお店に行くならこれ!というようなメニューがあると、お店が安定しますし、話題性もあり集客効果にもつながります。

(4)販売促進を積極的に行う
お店でただ待っていてもお客様に来ていただくことは期待できません。
お店のことを知っていただくためにお店をしっかりと宣伝することが欠かせません。
宣伝には、様々な方法があり、看板、チラシ配り、SNSの投稿、グルメサイトへの掲載といったことがあります。
お店のコンセプトやターゲットに届く、目に触れるような方法で宣伝をします。
まず、知っていただき、興味を持ってもらうことが肝心です。

(5)従業員との良好な関係
お店の雰囲気はとても重要です。
いくらお店の内装やメニューが良くても、接客をしてくれる店員さんの雰囲気はとても大きな影響を与えます。
接客が素晴らしいとまた行きたいと思われるお店になります。
スタッフが働きやすい環境をつくることで、自然とお店全体の雰囲気も明るく温かいものとなります。
逆にスタッフが不満だらけであったり、人間関係が良くないようなことがあると、そういったお店には行きにくくなります。

3.経営を安定させるには?

このように、売れる理由を作っていくことは重要です。
そして同時に売れない理由を一つずつなくしていくことも同じく重要です。
そのようにしていくために欠かせないのは事業計画書を作成することです。
そして作成した事業計画書に基づいて必要な資金を調達していき、計画を実行していきます。


事業計画を作成することで、売れない理由を確認し、そこへの対策を考えることができます。
売れない理由を抱えたままでは、不安を抱えたままということになります。
そういったことにならないように、確実に利益がでて、お店を継続できる計画を作成できてれば、実行するだけです。

4.どのような事業計画書を作成すればいいのか?

飲食店を開業するにあたり融資を申請するには、事業計画書が必要です。
事業計画書が必要になるのは、主に開場時の融資と追加の融資の申請時です。
お店を続けられるようにするため、つまり売れない理由をなくすためには、事業計画が矛盾なく根拠をもって作成されるようにします。

日本政策金融公庫の場合、実は定められた雛形だけででは、十分な内容とはなりません。
必要な要素をインデックス的に一覧としたものと考えた方が良いでしょう。
自分のお店のことを融資の担当者に伝えるためには、この1枚だけでは書き切れないはずです。
補足資料を作成し、しっかりとお店に対する思いが伝わるように作成します。

そして事業計画書の完成度を高めるためには、自己資本比率が一つ重要な項目となります。
飲食店の開業の場合、自己資本比率は50%が一般的だと言われていますから、開業資金に1,000万円必要だとすれば、自己資金を500万円準備するということになります。


それであれば、融資の審査ではかなり有利になります。
ただ、なかなか50%の自己資本比率というのは、厳しいですから、最低でも20%以上となることを目標にします。

このようにして作成した事業計画書では、売れない理由を無くすことができています。
というのも、自らこうしたらいいかな?と思って準備しただけでは、準備が十分でない項目が出て来てしまう可能性があるものなのですが、事業計画書のフォーマットに従って考えて行けば、開業に必要な準備をまんべんなく行えるからです。

まとめ

事業計画書はとても重要なものだということが伝わったでしょうか。
融資を成功させるためだけの書類ではなく、事業計画書のフォーマットに従って必要な項目についてしっかり考えて、売れない理由を無くしていくことで、お店を成功へと導くことができます。


この事業計画書の出来次第でお店の将来が決まってしまうという面もあります。
専門家に相談するなどし、しっかりと開店前に必要な準備を整えることで成功させることができます。

株式会社アンチテーゼ

とにかく勝てる融資サポートをいたします。

  • 無料相談
  • 年間実績1000件以上
  • 事業計画書、収支計画書作成サポート

今すぐ無料で相談する!